医療法人設立デメリット
医療法人化のメリットをだいぶ説明しましたが、医療法人化はメリットばかりではありません。
デメリットもよく把握をし、法人化するかしないかをご検討ください。
1.会計帳簿を正確に記入
法人化することにより、今まで大雑把だった会計帳簿・その処理をきちんとし、申告納税をしないといけません。
やはり、毎月適正に法人の経営数値を把握し、儲かっているのか・損をしているのか、資金繰りは大丈夫なのか等を見ていかなければなりません。
どんぶり勘定では、経営に行き詰ってしまいます。
そのため、会計帳簿が必要でその作成に手間ひまがかかることは、個人事業時代以上です。
2.交際費に限度
個人事業の時には交際費に限度枠はなく、事業に関連した飲食代等は全て経費になりましたが、医療法人化によりその交際費に限度枠が発生します。
最低支出額の10%は経費にはならず、さらに医療法人の出資額に応じ次の金額は経費になりません
| 出資額 | 支払った交際費の内経費にならない分 |
| 1億円以下 | 年間400万円を超える分 |
| 1億円超 | 全額経費になりません |
3.コストが増える
医療法人を設立するにもそれなりに費用がかかります。
個人事業のままで経営を行っていれば、追加費用がかかりませんが、医療法人化を
することにより、次の費用が増加することを認識しておいてください。
| 項目 | 内容 |
| 医療法人設立時 | 設立時だけかかる費用で、けっこうな額です。 |
| 決算確定申告の税理士等への依頼費用 | 個人の確定申告よりは、金額が高くなります。 |
| 毎年の法人登記 | 資産総額の登記・役員の登記等毎年発生します。 |